乞ううた、五。 こう 『草木塔』七百一句のうち、五句に。 鉢の子ひとつで米や銭を乞いあるく行乞が、山頭火の暮らしだった。乞うことは恥ではなく、修行であり、句の湧きどころでもあった。「乞ひあるく水音のどこまでも」。 炎天をいただいて乞ひ歩く鉢の子 物乞ふ家もなくなり山には雲鉢の子 あるひは乞ふことをやめ山を観てゐる鉢の子 柳ちるそこから乞ひはじめる旅から旅へ 乞ひあるく水音のどこまでも旅から旅へ よく使われることばの一覧へ
鉢の子ひとつで米や銭を乞いあるく行乞が、山頭火の暮らしだった。乞うことは恥ではなく、修行であり、句の湧きどころでもあった。「乞ひあるく水音のどこまでも」。