椿のうた、八。 つばき 『草木塔』七百一句のうち、八句に。 ぽとりと落ちる椿は、山頭火の句でいちばん赤い言葉である。「笠へぽつとり椿だつた」。 笠へぽつとり椿だつた鉢の子 椿ひらいて墓がある其中一人 いちりんの椿いちりん其中一人 椿のおちる水のながれる山行水行 住みなれて藪椿いつまでも咲き雑草風景 ぬくうてあるけば椿ぽたぽた雑草風景 ひらくよりしづくする椿まつかな柿の葉 おのれにこもる藪椿咲いては落ち孤寒 よく使われることばの一覧へ
ぽとりと落ちる椿は、山頭火の句でいちばん赤い言葉である。「笠へぽつとり椿だつた」。