鴉のうた、八。 からす 『草木塔』七百一句のうち、八句に。 おちつくところのない鳥に、いくども自分を見た。最晩年の章の名にもなっている。「鴉啼いてわたしも一人」。 鴉啼いてわたしも一人鉢の子 お正月の鴉かあかあ其中一人 枯木に鴉が、お正月もすみました雑草風景 鴉啼いたとて誰も来てはくれない柿の葉 風の中からかあかあ鴉柿の葉 啼いて二三羽春の鴉で孤寒 啼いて鴉の、飛んで鴉の、おちつくところがない鴉 鴉とんでゆく水をわたらう鴉 よく使われることばの一覧へ
おちつくところのない鳥に、いくども自分を見た。最晩年の章の名にもなっている。「鴉啼いてわたしも一人」。