つくつくぼうしのうた、八。 『草木塔』七百一句のうち、八句に。 夏の終わりを知らせる蝉。その声は、句のなかでそのまま鳴いている。「つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし」。 この旅、果もない旅のつくつくぼうし鉢の子 わかれきてつくつくぼうし鉢の子 年とれば故郷こひしいつくつくぼうし鉢の子 ここにわたしがつくつくぼうしがいちにち山行水行 つくつくぼうしあまりにちかくつくつくぼうし山行水行 うらに木が四五本あればつくつくぼうし旅から旅へ 旅はゆふかげの電信棒のつくつくぼうし雑草風景 つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし柿の葉 よく使われることばの一覧へ
夏の終わりを知らせる蝉。その声は、句のなかでそのまま鳴いている。「つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし」。