芽のうた、十一。 め 『草木塔』七百一句のうち、十一句に。 木の芽草の芽は、山頭火の句でいちばん前向きな言葉。何度でも、ここからやり直せる。「木の芽や草の芽やこれからである」。 木の芽草の芽あるきつづける鉢の子 しづかな道となりどくだみの芽鉢の子 落葉の、水仙の芽かよ其中一人 街は師走の八百屋の玉葱芽をふいた山行水行 先生のあのころのことも楓の芽旅から旅へ あるがまま雑草として芽をふく雑草風景 ある日は人のこひしさも木の芽草の芽雑草風景 のんびり尿する草の芽だらけ柿の葉 かうして生きてはゐる木の芽や草の芽や柿の葉 ふつとふるさとのことが山椒の芽旅心 木の芽や草の芽やこれからである鴉 よく使われることばの一覧へ
木の芽草の芽は、山頭火の句でいちばん前向きな言葉。何度でも、ここからやり直せる。「木の芽や草の芽やこれからである」。