蕗のうた、十。 ふき 『草木塔』七百一句のうち、十句に。 春を知らせる蕗のとう。毎年おなじ場所に出てくるものへの、挨拶のような句が多い。「蕗のとうことしもここに蕗のとう」。 あるけば蕗のとう其中一人 けふは蕗をつみ蕗をたべ其中一人 誰も来てくれない蕗の佃煮を煮る山行水行 山ふかく蕗のとうなら咲いてゐる旅から旅へ ほろにがさもふるさとの蕗のとう雑草風景 いつも出てくる蕗のとう出てきてゐる柿の葉 一つあると蕗のとう二つ三つ孤寒 蕗のとうことしもここに蕗のとう孤寒 ひつそり蕗のとうここで休まう旅心 赤字つづきのどうやらかうやら蕗のとう鴉 よく使われることばの一覧へ
春を知らせる蕗のとう。毎年おなじ場所に出てくるものへの、挨拶のような句が多い。「蕗のとうことしもここに蕗のとう」。